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 毎日一生懸命働いて稼いだお金の何割かはジムカーナのために使ってますね。おかげ様で僕も生活できているので、本当に感謝しております。それにしてもジムカーナってお金がかかりますね。まー趣味というのはお金や、時間を必ず消費するものですから別にジムカーナに限ったことじゃないですね。モータースポーツの中ではジムカーナはお金を使わないほうですが、結局手持ちのお金の何割かをジムカーナ資金に回すわけで、それが仮にレースでも使えるお金は同じなわけだから何をやっても手元に残るお金は同じなんですね。お金がなければ自粛して我慢しなきゃならないし、そんな我慢が上達の足かせになって悔しい思いをする場合もありますね。今日はそんなお金の正しい使い方を教えます。より効率的な資金運用であなたも幸福に。なんか怪しいキャッチコピーですな。これから書く内容は、どーしても速くなりたい人専用です。ちょっと偏った熱血思想?ですのでご注意願います。

 さて、まずはジムカーナに使えるお金を、メンテナンス、練習、イベント参加、車両改善、に層別してみましょう。また、ドライバーの階層を、初級、中級、上級に層別します。そこで階層別にお金の使い道の優先順位を考えて見ましょう。僕が考える階層別優先順位は、下表の通りです。
優先順位高い 優先順位低い
初級 メンテナンス→ イベント参加⇔練習→ 車両改善
中級 メンテナンス→ 練習→ 車両改善→ イベント参加
上級 メンテナンス→ 車両改善→ イベント参加→ 練習

 まずはメンテナンスが最優先です。愛車が壊れていたのでは当然まともに走ることができないわけで、避けては通れない出費ですね。ちなみに僕は外装はあんまり気にしません。どーせパイロンタッチですぐに凹んじゃうからね。このメンテナンス費を減らすためには、日ごろの適度なメンテナンスと、微欠陥のうちに手を打つことが大事です。オーバーメンテナンスは禁物です、車両の取扱説明書+α程度で充分です。微欠陥は見過ごしたり放置すると大欠陥になり、思わぬ無駄な出費を生みます。また、自分でできることは自分でやること、できないことを教えてもらいながらできるようにすることも大切ですね。
 さて、次からが問題です。各階層により2番目からの優先順位が異なってきます。特に最も注目すべきお金の使い道は車両改善です。この車両改善とは、車の本来の性能以上に性能を引き上げることなのですが、その引き上げた性能を結果に反映させるのはドライバーのテクニックなのですから、レベルが上がれば上がるほど車両の性能が与える影響が大きいわけです。逆に言えば初級の段階から車両改善しても結果の改善には結びつきにくいものなのです。修行時代は雑念を払拭し修行に明け暮れるのが良いでしょう。また注意するべきことに、中には全く改善されない高額パーツもあります。パーツの見極めは非常に大切ですが、情報にとらわれず、冷静慎重に常識的に考えればわかるものです。とにかく初級のうちはイベント参加と練習に明け暮れて走ることそのものを楽しめればgoodです。少しずつ貯金してLSDやショックアブソーバーを安く譲ってもらってまた走れば、楽しくって仕方なくなりますよ。
 中級で優先順位が最も低いのがイベント参加ですね。地区戦レベルの選手でよく1年間お休みして翌年新しい車でいきなり好成績を残すカッコイイ復活の仕方をする人がいますが、まさにこの優先順位を選択していると思います。密かに練習を積み重ね、車両改善をあるレベルまでやって登場してきます。まー密かにやる必要もありませんが(^o^)何より練習が一番大切だということを認識していることが大切です。ある時期必ず避けては通れない猛練習時代があって、上級への扉が開けることをお忘れなく。イベント参加費用で2〜3回は練習にいけますね。ある程度改善された車両に乗っているはずですから、それ以上の効果のほどが今ひとつわからない高額パーツ代と工賃で何回練習にいけるかをよーく考えましょう。この時期は練習代とタイヤ代とガソリン代を最優先に考えると見る見るうちに結果が良くなります。ちなみに僕はこの時代の3回目を去年から今年にかけて迎えました。上がる一方ということはありません、上下しながらすこしづつ上がるのです。でも3回目は2回目より、2回目は1回目より当然楽ですよ♪
 上級者は最初にある程度の車両改善を行い、小変更を繰り返しながらイベントに出続けます。イベントに出ないわけにはいかない理由もあるのでしょうが、何より完成度の高いドライビング技術とセッティングノウハウを持ち合わせているので短時間で良い結果を出すことができるのです。僕にはその器量が備わってないため今年のN車両はDC2を選びました。DC5に対しては中級レベルへの後戻りが必要だと考えたからです。DC2の選択と上手なお金の使い方も手伝ってよりよい結果を残せたと思っています。
さて、最も最悪なのはドライバーのレベルを無視して上級者のお金の使い方をまねることです。県戦でポイントが取れないからといってノーマルミッションにクロスギアーを組んだり、エンジンのO/Hでパワーアップをしてみたり、足回りをフルピロにしたり。結果お金がないから練習もできず、でもイベントは出続ける。でもそれをやってもポイントは絶対に得ることができません。よくこういうことを言うと、「わかっているけど”みんなと同じ戦闘力”で勝負したい」と言われます。これは、”みんな以上のドライビングテクニック”が一番必要なんだということを完全に見失っているからです。まー、目先の商売のことを考えればすぐにでもお受けしたいのですが・・・・。

 今回のお話はあくまでもドライバーのレベルに見合ったイベントで、より良い結果をより効率的に得るための一つの方法であることをお忘れなく。超上級者の中には、初級程度のお金の使い方で優雅にジムカーナを楽しんでいる方々も沢山いますし、車両改善そのものが大好きでジムカーナをそのお披露目の場と考えている人もいます。どちらも楽しむことに変わりはありませんね。でも、がつがつとステップアップを望むならこのお金の使い方はお奨めです。

♪よ〜くかんがえよ〜、♪おかねはだいじだよ〜♪、る〜る、る〜る・・・♪
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13 「お金の使い道」 2003年10月2日

(追記)2004年2月13日
マリオカートってやったことありますか?あれってコイン拾うと速度が上がりますよね。で、ぶつかったり、スピンしたりすると貯めていたコインがチャリンチャリンって地面に落ちちゃいます。うーん、同じだ。本物と同じだ。

車は機械ですから、動けば消耗します。動かなくても錆びますが、動けば動くほど消耗具合も激しくなります。激しく動いたり、衝撃を与えたり、高速連続で動けば消耗はより激しくなります。消耗すると本来の性能が低下しますから、修復するわけです。そのたびにお金がかかりますよね。皆さんよく金銭的に意識するのは、ガソリンとタイヤ、ちょっとマメな人はオイルも気にかけています。でもそれ以外にも走っているときって、結構チャリンチャリンとお金を落としてるんですよ。例えばミッション内の部品やクラッチなんかには消耗品がありますが、1回の操作で5円分消耗させる人と8円分消耗させる人がいるわけです。チョイと気を使って丁寧に操作する人は、1年使っても全然大丈夫ですが、とっても荒く、無理やり操作すると半年で修復が必要になります。荒い操作は速いドライビングに必要不可欠ということはありません。時にはすばやい操作も必要ですが、少なくとも毎回やっている人と、練習のときは気をつけたり、Wクラッチをマスターしたりしている人とは経費に大きな差が生まれてきます。当然ですね。荒いステアリング操作や、縁石の乗り方なんかも、チャリンチャリンとお金を捨てて走っていますよ。
1年でオイル以外のメンテナンスでかかる費用、事故以外の修理維持費がいくら必要ですか?例えば20万円だとして、年間練習も含めて200本走るとすると、1本当り1000円もチャリンチャリン♪こんな計算もしてみるとちょっと考え方が変わる人、いるんじゃないかな?どうよ。

大切な愛車を大事に乗ってあげてください。そうすれば少しでも維持費の削減になります。
走りながらチャリンチャリンと落としたコインは拾うことが出来ませんからね。