2007年2月28日(水)

 執筆意欲を掻き立てる信じられない出来事があああああ!

■折れたアンテナ (1)

 今日の東京の朝日は、まるで赤ワインになるほんの少し前のぶどうの色です。国道4号線を北上中の車内ラジオから聞こえたパーソナリティーの詩的な言葉に、中島が思わず運転中の車の窓から朝日を捜したのは、ちょうど6時を回った頃だった。さくら警察署の背景が橙色に染まり庁舎を白く縁取っていた。見えねえよと独り言を呟き、また前方に向き直った。すぐに周囲が開けRX7の陰が道幅をゆうに超えて斜め前に伸びたのを確認し、前方のトラックとの車間距離を気にしながらまた東に顔を向けた。右やや後方に広がる枯れ草に覆われた田畑の向こうから、朝もやを突き抜けて橙色の朝日がぽっかりと全貌を露にしたところだった。まるで黄金色の大地の遥か彼方にある玉座に鎮座したかのような巨大な球体は、めらめらと燃え盛っているように見える。さっき通り過ぎた警察庁舎の壁や点々と建ち並ぶ家々の壁を鮮やかな橙色に染めていた。上空は雲ひとつない、まだほんのりと青い空が無限に広がっていた。そんな景色に一瞬見とれ、また視線を煤けたトラックのテールに戻しながらアクセルをわずかに踏み込む。心地よいエンジン音と加速が、必要以上に広がってしまった車間距離を適度に詰めた。東京ではぶどう色の太陽がここでは橙色に見えるのは、たぶん空気の透明度が違うからだろうと中島は思った。右頬を橙色に染めながらすがすがしい気分にひたり、やがて進路を左に変え東北自動車道矢板インターチェンジに入っていった。ETCゲートの直前にある合流にドアーミラーを見ながら気遣い、朝日を背に受けRX7は吸い込まれていった。

 ガレージのある栃木県小山市から北に140km離れた福島県二本松市にあるサーキットへは、最低でも月に二回は通っている。これも営業活動だとわり切れば、いかにシーズンオフの繁忙期であろうともやめるわけにはいかない。もっとも走るのが好きで始めたような商売なのだから、サーキット通いを営業活動の一環というのも家族と税務署向けの体裁にあつらえたようなもので、それすら妻には見透かされているのである。研究会実習と称し、少数の受講生をホームページで集い、教えるの半分、自分のRX7で走るのが半分という楽しいお仕事は、ボロガレージで日ごろ溜め込んだ中島のストレスの発散の場でもあった。営業活動だから実習にかかるガソリン代も高速代もサーキットに支払う走行料もガレージの屋号”エグゼスポーツ”の経費として計上する。しかし、よくサラリーマンが経費で落とせるからといって些細な贅沢をするのとは金の出所が違うのである。エグゼスポーツの経費、すなわち、中島の財布なのだ。従って、贅沢は敵とばかり、高速道路はETCの通勤時間帯割引適用範囲の100km圏内を、燃費に気遣い80km/h巡航する堅実さなのだ。本来なら矢板ICから本宮ICまで走りたいところだが、くしくも道程102kmという、そのたった2kmにはばまれ、本宮ICのひとつ手前の郡山ICで毎回降り、帰りも郡山ICから乗って矢板ICに戻るのである。多少下道距離が長くなり面倒なものの、その2kmの間に往復で千円札3枚もの差をもたらすとあっては、小市民の中島など素直にひれ伏すしかない。初めの頃はセキュリティーを気にして抜き差ししていたカードも、ここ1年ぐらい車載機に差しっぱなしのままだ。いつもの車でいつもの時間、いつものルートを通りいつものゲートをくぐる。四季のうつろいの他は判で押したかのように毎月二回は繰り返されるのである。

 東の空に浮かんだ太陽はすっかり大地と別れ、橙色も色褪せてひとまわり小さく研ぎ澄まされたように見える。雪に覆われた那須岳を本来の白色に眩しく照らし、峰の谷間にはくっきりと陰を落として、冬の山の厳格さを際立たせていた。FM東京を宇都宮で中継し発せられる電波にノイズが乗る頃には栃木県と福島県との県境に差し掛かり、中島はいつものように郡山からの電波にチューナーの周波数を切り替えた。クリアーに受信したトーキングヘッズの曲に中島は懐かしさを覚え自然と指先がリズムを刻む。同年代と思わしきこのパーソナリティーの選曲は、実習の日の朝の小さな楽しみのひとつなのである。缶コーヒーを口にし、たばこを咥えて窓を少しだけ開けると、まるで雪解け水のような冷たく澄んだ空気が車内に渦巻き火照った足を浸したのだった。

 極めて順調快適な東北自動車道のドライブが、郡山ICで終わりを迎えたのは8時前だった。左にウィンカーを倒し、ゆっくりとレーンを外れ、大きくS字を描いてETCゲート内にRX7を滑り込ませた。そして異常に気付いたときは時すでに遅く、ばふっという鈍い音と共に、閉ざされたETCゲートを車体で押し開いた。ETCのゲートが開かなかったのだ。唖然とする中島の目が点になり、なんで?なんで?と心が繰り返し呟いていた。

つづく

2007年2月27日(火)

 本日、研究会実習のてまえ、フライング更新にてソウロウ。

 バリピーカンの予報にニンマリです。
今月の実習は自称初級者限定ということでしたが、自称ってところの法の目をかいくぐって、『自称ですから、へっへっへ』とかシャーシャーと言い放った4台相手です。どう考えてもあんた初級者じゃないだろっ!毛がぼうぼうだろっ!って人たちばかり集まってしまいましたが、まずは旗の説明と正しい装備について小一時間ばかりくどくど説明してやろうと思います。ははは。
それにしてもこの4台、ムキになって楽しくなりそうです♪

2007年2月26日(月)

 確定申告をそれこそ深刻な顔でやっております。
気持ち的には5億円ぐらい納めて県内の孤独なお年寄りたちに桜餅のひとつも食べていただきたいのですが、足し算と引き算と掛け算をやると、あれ?なにかな?この、雀のお涙はどーしちゃったのかな。今日から息を潜めて暮らそうと思います。

 さて、いよいよシーズン開幕って感じです。昨日のモテギマルチコースで行われた練習会にも地区戦ドライバーが大挙して押寄せてきたようです。普段は閑散としたものなのですが、今年の第一戦はマルチコースですからね。シーズンオフに走りこんだ人は他を圧倒するすばらしい走りを見せていたそうです。ほとんどうちのお客さんなんですけどね。ほんと、誇らしい限りです。あとは本番で実力どおりの走りが出来ればいいわけです。
 ところが本番は練習とは違う。自信がつくことは非常に良いことですし、必用なことです。しかしそれが気負いになってはいけません。こんなに頑張ったんだから勝てる、いや勝つべくして勝つのだ、などと自分を追い込んでしまってスタートラインに付いたときは酸欠状態なんてことはよくあることだし私も経験があります。だから本番までのもてあました時間で考えすぎてはいけません。何週間も前から成功のイメージを事細かに描くのは、裏腹に失敗の心配のタネを増やすことにもなるのです。
 例えば結婚式のスピーチを頼まれました。2週間も前から原稿を煮詰め、慣れない敬語と謙譲語を駆使し、忌み言葉も頭に叩き込んで、寝ても覚めても一言一句違わず、抑揚と目配せすら丸暗記する人。一方、あらすじや話の全体の流れやポイントとなるエピソードだけをざっと覚えて、あとは当日自分の言葉で話せばいいや、いざとなったらポケットから原稿出して見るし、笑い取れるし、という人。結婚式当日の両者のスピーチを想像してみてください。前者がいかに息苦しいか、滝汗ですよ(笑)。
 自分の言葉。”自分の走り”に通ずるものがあるのではないでしょうか。上手に操る実力は充分あるのですから。

2007年2月25日(日)

 水溜りに氷がはるような寒い日があったかと思うと、急に春のような暖かい日があったりと、まるでツンデレ彼女は気まぐれキャットさ。ばかッ!もうあなたとは会いたくないって言ったでしょ!なんでまたのこのこ来たりなんかしたのよ!、、、こんなに寒いのに、、、風邪ひいっちゃったらどぅすんのよ、もぅほんとにバカなんだから、あっためてあげる。みたいに気温の変化が激しいので体調を崩しませんようにくれぐれもご注意下さい。私は昨日からちょっとのどが痛いです。もぅ。


「奪取」(上・下) 真保裕一


 おすすめ☆。偽札作りたい人はぜひ参考に!いや、だめだめ。
やくざへの借金を返すため、二人の若者が偽札を作り、奪われ、復讐に燃えちゃうお話。やがて完璧な偽札作りに執念を燃やすたくましい主人公達の情熱に惹かれます。息をもつかせぬスリルとサスペンス、友情と愛情、涙あり笑いありの傑作は950ページをあきさせません。なかでも1万円札の構造が事細かに書かれているのには圧巻で、思わず手元の1万円札と見比べて・・・あ、焦点が合わない。これってもしかして!

ろ・う・が・ん ?

2007年2月24日(土)

 「脱ラグジュアリーカー」を読み間違えました。

脱ランジェリーカー。

おおおお!ランジェリーを脱がすカーなのかッ!

まさに、ドリームカーじゃないですか!

病気かもしれません。

2007年2月23日(金)

 ジムカーナ界でもトップシェアーを誇る金筒、私も長年にわたり愛用し続けているオーリンズ。そのオーリンズの総本山、ラボ・カロッツェェェェリアの営業担当者様が、どうやって見つけたのか、この過疎村の外れにひっそりとたたずむ隠れ家的ガレージ、エグゼスポーツに初めて訊ねてきたのが今週の月曜日。ちょ、まて、隠れてどうする。
 オーナーは木こりのスープで客人をもてなし、ついつい話しがはずんであっという間に1時間以上が過ぎました。特に印象深かったお話は、やっぱチュートリアルって面白いっすね!ってことで意見がまとまったことでしょうか。今後ともよろしくお願いいたします。「模倣犯」全5巻の読破、頑張ってください。
 それにしても初対面の営業担当者様と名刺を交換しながら、御社のサイトは以前からこっそり拝見しております、プッ!、とか言われると結構心が痛み、ちょ、まて、こっそりしてどうする。

2007年2月22日(木)

 美香さんの実の妹役・・・・。
実なのか?役なのか?
エグゼです。

 最近あることに気付きました。
いやね、以前からうすうす気がついていたんですけどね。
人の話で小耳に挟んだりとか、
なんか、こう、雰囲気とかで感じることってありますよね。
この私の毎日の書き込みに関してなんですけどね。

ジムカーナやってるご亭主より
ジムカーナやってない奥様たちのほうが
見てるんじゃないのかな?
完全に顧客ターゲットを外しまくってるんじゃないのかな?

ふと、そんなこと思ったんですけどね。
まあ、ご亭主がジムカーナ出来るのも、お金を使えるのも、内助の功あってのことですから、私がここで奥様方のホスト役を買って出ても、あらかた方向違いではないのでしょうけどね。
例えば、今日もそうなんだけれども
うすうすって、わざわざ行書体で書いてるでしょ。
他意はあるんですけど、ほんと、そこの奥さん、気にしないでくださいね。

2007年2月21日(水)

 もう、真ん中もっこし水曜日ですか〜。ねえ、ちょっと、最近時間の流れが速すぎませんかね。それとも私が走ってるからですかね。時を駆けるおじさん、なんちゃって。なんちゃって。そういえば「時をかける少女」って映画がありましたね。原田知世さん主役のSFセーラー服モノだったと思うのですが、あ、こういう場合セーラー服モノって表現はふさわしくないですね。余談ではありますが、当時、悶々としたキャンパス生活を惰性で送っていた頃、友人のH君が由比ヶ浜で知世ちゃんのロケを偶然見かけて、知世ちゃん足首がホウキの柄ぐらいしかなかったぜ!とか吹聴してまして余計悶々としたのを覚えています。ホウキの柄って、骨皮筋衛門かよッ!
 話をセーラー服モノじゃなくて「時をかける少女」に戻すと、この映画が大ヒットしたころ、友人のA子が「私、時をかける少女なの」とか訳のわかんないこと抜かしてまして、無視しようと思ったのですがかわいそうなので真意を尋ねると、「だって、私ノロマでしょ。親によく『A子はなんでもかんでも時間かけすぎ!ノロマ!』とか言われるんだもん」・・・時(間)を掛ける少女・・・。これ依頼、A子のことが好きになった。。。

 はっ!気がつけば頭の中が20年前にタイムスリップしてるじゃないですか!

現実逃避モノの時をかけるおじさんは、ラベンダーの香りはトイレの芳香剤しか知りませんが。

2007年2月20日(火)

 今日は久しぶりにちょっと真面目なお話を。(恥らいながら)

■立ち上がり減速禁止令発令

 コーナーリングの立ち上がりでアクセルを踏み込んでいきます。このとき一気にガバッと床まで踏んでしまったらいけません。もし仮にガバッと踏んでも挙動が乱れることがなければ、それはその手前が遅いだけのことです。これは遥かいにしえに古代人が記したとされる巻物「研究会レポート18」に書かれていたことは皆さんの記憶の彼方と思われます。忘れちゃった人は読み返せばいいんじゃないかな。
 適切な限界速度で曲がったら、立ち上がりはアクセルをジワッと開けてジワッとハンドルを戻すのが物理的な法則に従った理論です。しかし、このジワッと言うのがクセモノで、ジワーーッとしてたのではもたもたして限界を逃し、遅くなってしまいます。いわゆるアクセルがヌルイといわれる類です。たいがいは速く走りたいものだから早くジワッ!とアクセルを開けて、その量もちょっとタイヤの限界を超えてしまいそうなところまで頑張るものです。すると駆動輪は限界をちょっと超えて横滑りしだします。FFならアンダー、FR、4WDならオーバー、というのが一般的なバランスの上での挙動です。
 気持ち的にはそんな挙動はステアリングで適当に修正して、アクセルはお構いなしにさらに踏み込みたいものですが、それは残念ながらハイパワーの車ではムリです。路面のグリップが低いとなおさらムリです。大カウンターかスピンするか、出来たとしても素晴らしく遅いです。従って何かをして駆動輪の横滑りを停め、グリップを回復させる必要があるのですが、これはもうアクセルで調節する以外ないわけです。アクセルを踏みすぎて滑らしてしまったのだから、アクセルで責任とるしかないのです。
 さて、ここからが肝心です。このとき、アクセルをオフにしてはNGです。完全にOFF、つまり足の裏がアクセルペダルから離れるってのは完璧なNGです。微妙な減速Gをかけるような微妙なオフ、これもよろしくありません。ところが、こういうアクセルコントロールをしている人が実に多い。アクセルをオフにしてグリップを回復させ、その直後、またジワッ!っと踏み込んで加速し、事なきを得たとホッとしているのです。でもそれは遅い。その一瞬の減速が、文字通り取り返しのつかないことになるのです。
 立ち上がりで減速させてはいけません。減速禁止令発令です。そのためにはまず、右足のストロークを意識的に減らすことです。こっから加速というとき、ジワッと半分ぐらい踏む。それでも駆動力は充分得られます。タイヤは横の仕事から縦の仕事に移行する最中ですから大きな駆動力は必要ないのです。何度も書きますが、その手前が限界走行ならば小さな駆動力でも駆動輪は限界を超えます。そしたらほんの少しアクセルを戻す。例えば3mmぐらいの気持ちで戻す。減速は絶対させてはいけません。せめてその時の速度を保つ程度のパーシャルコントロールまでです。駆動力はプラスの領域のまま、それを少し抜く程度です。理想は、パーシャル+α(ほんのちょっと)を維持しながら、ステアリングで車の向きとラインを”駆動輪の横方向の仕事を減らす方向”に導いて、ちょっと加速しつつも回復を待つことができれば良いのです。減速(オフ)して回復させるのではありません。減速させないで回復を待つのです。この瞬間が綱渡りなんですね。いわゆるこれが「アクセル踏みっきり」、人によっては「全開」という状態です。床まで踏みっぱなし、とは同意ではありませんのでご注意下さい。車はなにもアクセルを床まで踏まなくてもレブリミットにはちゃんと到達しますよ。
 おわかりいただけたでしょうか。立ち上り減速禁止令。タイヤのグリップを凌駕するパワーを持った車には必須の心得です。だってライバルが徐々に加速してる最中にあなたは減速してるんですよ。


3月16日(金)、名阪練習会情報はこちら
昨日、申込ハガキがきました。3月9日締め切りです。

2007年2月19日(月)

 初めて自分で自分を褒めたいと思います。の、有森さんが昨日の東京マラソンで引退して、またいいこと言ってましたね。
「大丈夫だから、ここまで来れたから、ありがとう」
もう、この人には泣かされるわぁ。
東京マラソンはこれから「母の日」にやるべきだ。

 さて、昨日も自分で自分を軽々しく褒めちゃったエグゼです。むしろ自分だけじゃもの足りず、他人にまで「お願いです、私を褒めてください!」みたいな物乞いロマンチストなんだけれども、ジムカーナ界って似たような人、ほんと多いよね。みんなで褒め合いっこしようよ。うんうん。

 話は変わりますが、昨晩、このサイトのファンという、とある人妻様より、ご主人を通して烏賊メシを頂戴しまして、男としてこのイカに込められたまだ見ぬ麗しき人妻のメッセージはいったい・・・イカだしな、イカですからね、この形と香り!パンパンに張りつめた茶褐色で艶やかなリアルなイカだよなッ!!とかちょっと興奮しながらいただきましたら込められていたのはメシでした。おいしかったです。手作りチョコもおいしかったです。ありがとうございます、ごめんなさい。

2007年2月18日(日)

 今日は浅間台の親方練にいってきます。
雨ですねぇ。前回も雨でしたねぇ。
いったい誰の頭が悪いんでしょうか。頭じゃないよね。


「理由」 宮部みゆき


 高層マンションの一室で四人が死ぬ殺人事件が起きた。ところが、四人の死者は、そこに住んでいるはずの家族ではなかった。あんたら誰?なんでここにいたの?という話をドキュメントタッチで描くミステリー。しかし、長い、長い、長いよッみゆき!!いやね、内容に比べて長いってことなんですけどね。姓名が明かされる登場人物が50人ぐらいいますかね。で、それぞれの生い立ちや環境の説明の詳細がありますよね。話の本筋が大動脈だとして、毛細血管まで描いてるんですもの!むしろここまでディテールにこだわった「理由」を知りたい!途中飛ばして読みました、はい。あ、ストーリーは面白いしかなりの力作であることは間違いないです。ちなみに第120回直木賞受賞作品。根気のある人はどーぞ。

2007年2月17日(土)

 朝っぱらから交通ルールを守らないトラック運転手がいたので次の交差点で横に並んで注意してあげました。慈悲深い神父様が諭すように言ったんですけど、相手の中年男性はなんだかすごく怯えてて。人相が悪いって損ですね。それともクラクション鳴らしっぱなしで窓をグーでノックしたのが良くなかったのかな。反省ですぅ〜。
 昨日の通勤途中も突然大渋滞に見舞われまして、ぜんぜん動かなくなって、おかしいな、おかしいな、いつもはこんな混まないのにな、これってもしや私の知らないうちに昨夜のテレビかなんかでエグゼスポーツが全国ネットで紹介されてそれ見た全国のジムカーナドライバーが夜通し走ってエグゼに殺到して朝から行列作ってたらどーしよー、えらいこっちゃ、ウホウホ、とか思って慌てて迂回して到着したんですけどね。犬しかいませんでした。事故だったみたいです。皆さんもお気をつけ下さい。

2007年2月16日(金)

(゜Д゜;≡゜Д゜;)

ウィルスを検出しました。



 昨晩、突然、ウィルスチェイサー様のウィンドーが開いて、このようなお告げを頂戴したわけですが・・・・ウィンドーズxpの脆弱性よりむしろ、こういう局面に立たされた私の脆弱性が非常に問題でして、え?なにこれ?オレオレ詐欺?とか訳のわかんないことが一瞬頭をよぎって、誰もオレオレとかいってないけど、次の瞬間、ほとんど無意識に、そう、いわゆる防衛本能とでも申しましょうか、条件反射的にLANケーブルの接続を電話回線ごと引っこ抜くという、なんとも直球勝負的防衛手段に打って出たわけです。その後、落ち着け自分と言い聞かせてウィルスチェイサー様の文面に視線を走らせ、どうやら駆除できそうなので駆除ボタンを押して、もう見たくないのでモニター画面を消して帰宅しまして、一杯飲んで忘れました。今朝きて見て事なきを得た(つもり)なんですけどね。

 このウィルスチェイサー様は昔KDDIのセールスマンが来たとき、マイラインのセールスの話しもほどほどにパソコン関係の雑談になりまして、その折「ウィルスチェイサーって優れもんですよ」とか仕事と無関係のセールストークをしてくれまして、ついついその気になって購入したウィルス監視駆除ソフトなんですが、たぶん言われたとおり優秀な気がします。
 欲を言えば表示されるメッセージにもっと、こう、屈強なシモベ的要素を含ませて主人を大船に乗せてくれると嬉しいと思います。「一太刀で駆除しました。この程度のウィルス、あっしの敵ではございやせん。オヤっさん、どうか安心なさってくださいヤシ」ぐらい頼もしい返事が返ってくると脆弱な私も安心できるかな。ははは。いまだに不安なんですけどね。ははは。

2007年2月15日(木)

 地球の神秘 (私的には衝撃映像)
徐々に、そしてめいっぱいズームアップするがいい。
そこにはハッキリと刻まれた古代人のメッセージを見るがいい。

宇宙人ですかー?宇宙人ですかー?応答願いまーす。
ウッ・・・・・・チュージン でッ! すッ! かッ!?ガーガーピヨピヨ。
こちら、ヤシキタカジンです、応答せよ。

 もうね、こんなん見せられたらね、頭ん中が#&%$&’@*#=+イロハニホヘトですよ。うわぁぁぁ、なんでオレは2坪の事務所にこもって見積もり書いてんだー。なんで今日はミソラーメンにしようかそれとも気前よくチャーシューメンにして自分にご褒美♪とか悩んでんだー。

 この古代人が宇宙船地球号の甲板に描いた果てしなきロマンの前には、オレの悩みやためらいや、いや、オレの存在そのものが些細な塵のようなもんじゃないか。そうだ、そうなのだ、オレの小さな決意がこの美しい星TERAに何か影響を与えるのか?古代人のように宇宙や未来に対して何かメッセージを送るものなのか?

答えは、ノーだ。

ならば何もためらうことはない。
さあ、全日本第1戦の申し込みをしようじゃないか。
古代人が残した壮大なロマンに比べれば、たかが44,000・・・!!




4万4千円!!( ;゜Д゜)




わーわーわーわーわーわー何も聞こえない何も見えない何も聞こえない何も見えないわーわーわーわーわーわー。宇宙人ですか?宇宙人ですか?宇宙人ですか?こちらヤシキタカジン・・・・

*全日本第1戦の申し込みは2月20日(火)必着です。応答願います。

2007年2月14日(水)

 昨日の歌は昭和47年生まれの1児の母は知らず、昭和42年生まれの2児の母は懐かしいそうで、ちょうどその間に、取り返しの付かない分かれ目があるようです。

 ネコの勘吉が今年最初の朝帰り、決めてきました。
昨晩は、落ち着きなく、シッポをプルプルさせて、女房に「キャンタマ破裂しそうニャ」と訴えたかどうか知りませんが、外に出したっきり、今朝方、鼻と肉球をエロスな桜色に染めて帰ってきやがりました。私はそんな勘吉を抱きかかえ、ヘッドロックしながらゲンコツで頭をグリグリして、このー、なにしてきた?なにしてきたんだよーーー?とか言いながら、今度は後ろ足を大開脚して、ほっほー、これがお前の暴れん坊将軍様か?いやらしいヤツだね!おまえわッ!とか女房に聞こえない声で話しかけておきました。
うらやまsh・・・

今日は春らしいさわやかな話題を皆さんにお届け出来たんじゃないかな。

2007年2月13日(火)

 今日は実習のためフライング更新です。
 昭和57年生まれのお客さんのお車を車検のために預かって、うっかりさんなもんだから納税証明忘れたんですけどね。ついでに、また春になったら納税ですよって話になったら、お客さん、「ムリだ」と一言呟きましてね。お金がないからこのままでは納税はムリだ、ってことなんでしょうな。そこで私が元気付けるために歌ってあげたわけです。

腕立て、腕立て、ムリだ、ワニの腕立て伏せ
腹筋、腹筋、ムリだ、カメの腹筋
出来るもんならやってみな
むーりーだ、むーりーだ、ムリだムリだムリだムリだ♪

歌ってあげたわけです。

なんですか?それ、って言われましたがね。昭和57年生まれに。

2007年2月12日(月)

 昨日の強風で屋根がああああ。
ねえねえ、このおうち、どーしてお空が見えるの?
ぼーや、それはね、幸せの青い鳥がいつでも入ってこられるように、なんだ。
ふーん、ボロいね。
ぼーや、一度カラスに食われてみるかい?

 ということで、Yahoo!の電話帳で『屋根』で検索して絞り込んだら、小山市内に5件ほどあったので、今度はそのうちの一社の社名でぐぐったら、会社のHPはないけれど社長と思わしき人物のブログ発見。個人宅から学校や店舗の屋根葺き替えまで、お仕事現場の写真つきで掲載されていていました。そのブログのかたわらに携帯番号が書いてあったので早速コールして、見にきてもらうことになりました。ネットって便利!

その電話の最後の会話。
「ところで、この(携帯)番号をどこで知ったのですか?」
「ふっふっふ、ブログ見つけちゃいました♪」
「なっ、お恥ずかしい」
「書いて見るもんですな〜」
「はっはっはっは」
「では、よろしく」
「では、水曜日に」

水曜日までにこの屋根やさんに、うちのHP見つけられちゃうと私はもっと恥ずかしいんですけどね。あ、青い鳥がまた逃げた。

2007年2月11日(日)

 自分の母親が死ぬときのことを、なにかの時に時折想像してみるが、何一つ現実味のないまま、いつも途中でうやむやになってしまう。葬式のことやら、残された父のことやら、家のことやら、そういう事務的な手はずでさえシミュレートできない。ましてや自分の気持ちがどうなるかなんて、不思議なことに全くの未知でしかない。悲しむのだろうか。
 大井川の中流にある地名という集落で生まれ育った父は、高校を卒業してすぐ、横浜に就職のため上京した。依頼、横浜で結婚し横浜に所帯を持って姉と私が生まれた。年に一回ぐらい家族そろって地名に帰省していたようだが、私にはその頃の記憶がほとんどない。まだ幼かったからなのか、頻度が少なかったのか。ましてや父から祖母の話を聞くこともあまりなかったので、私の祖母にまつわる記憶は皆無に等しい。ただ、いまだにはっきりと覚えていることがある。それは祖母が亡くなったときだ。
 私は小学校低学年だった。父は祖母が亡くなる間際か直後に、知らせを受けて一人帰省した。死に目に会えたかどうか、私は知らない。しかし、父は母を失ったのだということはわかる。家族で葬式に行かなければならないので、家族を迎えに父はいったん横浜に戻ってきた。そのとき父が落胆していたか、悲しみにくれていたか、そんなことすら記憶にない。もちろん私自身、祖母が死んで悲しんだかどうかも定かではない。私が鮮明に覚えているのは、「おとーさん、泣いた?」と父に質問したことだけだ。その返ってきた答すら私は覚えてはいない。自分の言葉だけ、自分の疑問だけを覚えている。
 それから30年。私を33歳で産んでくれた母は76歳になった。私は母を失ったら泣くのだろうか。全く想像できない。不思議なものだ。

2007年2月10日(土)

 一足お先にバレンタインチョコ、頂きました!(>o<)
 一足お先に私のバレンタインは終了しました!

 雪山に墜落した飛行機の生存者が60日ぶりに救出されて、「チョコとか食べて飢えをしのぎました」みたいなの、あるじゃないですか。子供の時のワニブックス「奇跡の大脱出」に書いてあったんですけどね。僕も、もてない男だけが知っている摂氏マイナス40度の世間という名の雪山で、唯一頂いたこのチョコをちびちび食べながら、この先一年間、心の飢えをしのいで見せようじゃないかッ!う、うまいよっ、この生チョコ!
ナマって!あっ、消費期限が近日中・・・。
14日には心が餓死してるんじゃないかな。

2007年2月9日(金)

■航海日誌
 朦朧とする意識の中で、記憶の中の最後のページを俺は捜していた。視界は揺らぎながら霞んで、天井の小さな照明が舞い飛ぶ蛍のように見える。手足は鉛で出来たかのように重く、体の自由が利かない。ふと、血液は巡っているのだろうかと心配になり体内の脈拍に神経を向ける。ゆっくりだが確かに脈打つのが耳の奥から前頭葉にかけて感じられた。いくらなんでも当り前じゃないかと可笑しくなった。俺は生きている。いや、正確には死にかけているといったほうがいい。体温が下がりきり、体内のあらゆる生命維持活動が極めて緩慢なこの状態での覚醒は、個の生命体としての需要と供給のバランスが保てず、すなわち死に至る危険な状態なのだ。
 俺はカプセルからなんとか這い出て、重い四肢を蛸のようにゆっくりとくねらせ、まとわりつく衣服から身体を抜き出した。全裸のまま、途中何度も壁に肩をぶつけながら覚醒ルームに移動し、ほのかに湯気の立ち上る培養液の浴槽にその身を滑り込ませた。かすかに白濁した培養液の暖かさが、冷え切った体を融かしていくのがわかる。どうやら死なずに済んだようだ。いったいなにが起きたんだろう。単に人口冬眠システムの生命維持カプセル内に設けられたヒーターユニットの故障だろうか。
 2007年2月9日1:00。俺はちょうどその頃、人口冬眠装置の生命維持カプセルに潜り込んだ。これが記憶の最後ページであって欲しかった。あれから114億7338万μsecの時が流れ、俺は仮死状態のまま中途半端に覚醒してしまった。覚醒の原因は生命維持カプセルのヒーターユニットの異常による体温の異常低下。しかし、徐々に覚醒する脳内におぼろげに浮かび始めた記憶は最後と思われた記憶よりも、多分新しい。完全冬眠状態の只中の記憶。夢かとも思ったがそれは違った。
 体は完全冬眠状態だった。誰かが俺を呼ぶ声がした。聴覚をつかさどる脳の一部がそれに反応して勝手に記憶に刷り込んだのだ。聞き覚えのある女の声。そう、あれは妻の声だ。まさか、妻が。俺は培養液をボウルにすくって頭にかけ、両手で髪を後ろに鋤いた。短い髪が跳ね上げた培養液が、霧雨のように目の前に降り注いだ。妻が冬眠している俺になにか話しかけてきたのだ。
「オキナサイヨ」「モーネルヨ」
一つ一つ、そのときの妻の声が蘇る。
「デン・・・・」
「デンキダイ・・・・」
デンキダイ?電気代のことか。電気代がどうしたというのだ。
「デンキダイガモッタイカラ・ケスヨ」
俺はその言葉をとうとう思い出し愕然とした。人口冬眠システムの生命維持カプセル=KOTATSU2号のヒーターユニットの電源を落としたのは妻だったのだ。

 遠くにバイクの音が聞こえる。あれは新聞配達に違いない。すっかりぬるくなった風呂に浸かりながら、俺は思った。

2007年2月9日4:30 航海 後悔日誌 より

2007年2月8日(木)

 今朝出発間際に、テレビの小倉さんが「その男性宇宙飛行士もそうとう立派なスペースシャトルを持ってたんだね」とか言うもんだから、眞鍋さんが困ってましたよ。イグニッション・オーーーン!少子化問題で失言を繰り返しちゃった大臣もこれぐらい気の聞いたこといえると良かったのにねッ!失言する人とそれを攻め立てる人を見てると、確定申告に行きたくなくなるんですがッ!そんな話は駅前の居酒屋でやって頂きたい。つまり簡単に言ってしまえば、確定申告に行きたくない。


「陽気なギャングが地球を回す」 伊坂幸太郎



 人間嘘発見器、天才スリ、演説の達人、体内時計を持つ女。3作続いた伊坂作品はどれもキャラクター設定が面白いですね。この4人が銀行強盗をするんだけれども逃走途中で他の強盗団に金を奪われてさあ大変、という話です。軽快で知的で洒落た会話が素敵です。ダークな部分がほとんどないので気軽に楽しめる娯楽コメディです。

2007年2月7日(水)

 人は人生の終わりに向かって、動物、植物、やがて石へと興味の対象を移す、という話を聞いた。胡散臭い話ではあるが、まんざら嘘でもなさそうである。そうなるはず、という話ではないかもしれない。そうなるべき、という話にも受け取れる。確かに動物番組は昔から不動の地位をもち、父母は盆栽や四季の彩りを愛しむ。石を眺めて思いを巡らす境地に至っては、今は真似事さえ出来そうにないが、不思議と納得してしまった。この話は最近稀に見る”死ぬまで忘れそうにない話”になってしまった。石に興味を惹かれる。石はなにを語り、なにを映すのだろうか。そこにいったいどのような意味があるのでしょうか。そのときになってみなければわりませんね。
 若輩者の私は深夜に再放送されている「プラネットアース」を瞬きすらせずに見て悶えておりますが、まだまだ素直に見てないですね。動物が賢いだの、昆虫や植物の進化に理由を捜したり、人間の愚かさを感じたり、余計なことばかり考えてしまいます。石見て思うには程遠いですな。

2007年2月6日(火)

雪が溶けて 川になって 流れてゆきます
つくしの子が 恥ずかしげに 顔をだします
もうすぐ春ですね ジムカーナしてみませんか?

たまには趣をかえて、
私の好きな「中村屋」の弔辞ヴァージョンを教わったので紹介しますね。
音が出るので気をつけてくださいね。

中村屋 (弔辞ver.)
中村屋 (結婚式スピーチver.)


2007年JAF全日本ジムカーナ第1戦のサイトはこちら。(音はでませんw)
申込書DLできると思ったら工事中ですと!
FAXでお願いしましたが・・・大丈夫でしょうか?

2007年2月5日(月)

 昨年、小山地区No1の座を手に入れた息子の学童野球チームが、昨日おなじ小山地区内のTチームと練習試合を行いました。ところがこの試合、両チームとも殺気すら放つ修羅場と化したのです。
 Tチームからの申し入れで、試合はこっちのホームグラウンドで行われました。地区No1の貫禄で相手チームを向かい入れるわけです。”胸を貸す”ほど高飛車ではありませんが、相手にとっては”胸を借りる”場合がほとんどなのです。そういう思いでお互い切磋琢磨して学び合いましょうという趣旨が練習試合なのです。
 ところが、30チームを超える小山地区の中にあって、このTチームだけは違った。実は、去年の練習試合で息子のチームはこのTチームにあろうことか負けてしまったのです。しかも、Tチームの監督は息子のチーム監督の学生時代の後輩だという、なんとも聞き捨てならない”絶対負けられない”背景があるのです。息子のチーム監督は、No1のプライドを去年、あろうことか後輩に潰された悔しさが悶々と疼き、一方Tチームの監督は、なにがNo1っすか、実力はうちのほうが勝ってるところを改めて証明してやるっすよ、先輩、ってなもんだろう。そんなメラメラと燃える監督同士のプライドのぶつかり合いにコーチ陣が感化され、激しい大人たちの戦いが強風吹き荒れるグラウンドで巻き起こったのです。

 子供たちは焼死ですよ。。。

 大人たちの罵声と怒号は、指導や指示の領域をはるかに超越していました。とくにTチームの監督はギガトン級のド迫力で子供たちを叱責し、胸倉掴むは、ひっぱたくは、足元で腕立てさせるは、そりゃーもー、、、熱血?ぶりでして。なんせ、息子達が相手チームのことながらその光景に目が釘付けになって、ビビリまくって、あわれんで、顔をしかめて、、自分達の監督の言葉すら遠くに聞こえるぐらい、目と耳を敵チームのベンチに奪われる始末なのです。それを察したこっちの監督が、ぬぬ、負けてなるものか!と、これまた輪をかけた鬼気迫る叱責に息子も「はい」の返事らできず叩きのめされ。。。
 そして、阿鼻叫喚の叱責合戦、もとい、泥沼試合はまたもやTチームに軍配が上がったのです。意気揚々と立ち去る後輩を見送り、こっちの監督はさぞかしハラワタ煮えくり返る思いだったでしょう。子供たちは敗戦の修羅場を生き抜いた兵士のように俯いてました。
 しかし、子供は元気ですね。息子は、帰宅後に家にも入らずそのまま素振りして、ティーバッティングの相手を兄に無下に断られ、母親と一緒にバテセンに行ったそうです。
 いやー、野球やらせててほんと良かった♪こういう精神的耐力が身に付くだけでも素晴らしい価値がありますよ。

2007年2月4日(日)

 風時折強く晴天なり。
こういう日は心もシャッターも閉ざしたままなんですが、今日は室内塗装の仕事もあるので、ラリルレロ。



「ラッシュライフ」  伊坂幸太郎



 泥棒、宗教家、不倫カップル、失業者、大金持ち。それぞれが同じ頃、自分の価値観に翻弄されながら別々の不思議な体験をするのだけれども、まったく無関係ではない接点も持ち合わせるというちょっと複雑なミステリーのヒューマンドラマ。作者のトリックにまんまと填りました!読み終わったあと、人物と時間を軸にフローチャート書いてやっと納得しちゃいました。しかし、伊坂幸太郎の描く一日は長い!いろんなこと起きすぎ!

2007年2月3日(土)

 鈴木杏樹が朝っぱらからテレビで、大きく開けた口の前に両手を添えて、咥える真似なんかして!!いったいどーなんてんだ、日本のテレビわッ!!

えっ? エ ホ ー マ キ ?

今月の実習は自称初心者限定ですよ。
ふるってご参加下さい。(教えるのがこんな私でよかったら)

2007年2月2日(金)

 そういえば、昨晩、赤いきつね食べてて思い出しましたが、東洋水産(株)から返信がこないんです。やっぱシカトなのでしょうか。
 いえね、一週間ぐらい前にね、東洋水産のサイトからお客様相談室に投稿したんですけどね・・・・・


拝啓、マルちゃん様へ
初めまして、中島サトシと申します。御社の「赤いきつね」と「焼きそば三人前」をこよなく愛する41歳男、既婚で二児の父です。身長170、体重60で歳のわりにはメタボリックの心配はまだないと自負しております。このたびは問合せではではないのですが、「赤いきつね(東)」について、生意気ながらと申しますか、意見と提案をさせていただきたくお願い申し上げる所存です。
 私は、毎晩薄暗く冷え切ったオフィスの片隅で、残業食として御社のエース商品「赤いきつね(東)」をいただいておるわけです。部長も課長もとっくに帰って今頃はどこかの安い居酒屋でクダ巻いてることでしょう。出来の悪い部下も半人前のくせして権利ばかりを主張して積極性と責任に欠けます。そんな上下に板ばさみの中堅社員、いや、忠犬社員である私は、今日も一人、給湯室でカップに湯を注ぎ「赤いきつね」をすすっております。ほのかに立ち昇る湯気を時折ため息で吹き消しながら眩いアゲに視線を落とし幸せを映すのです。ジューシーなアゲと、モチモチの麺と、芳醇なダシの香りが一介の企業戦士のひと時の休息を満たしてくれます。熱々のアゲに上あごの薄皮がベロンと剥がれようとも、決して箸を休めることはないでしょう。しかし、春も待ち遠しいある夜、私はとんでもないことに気付いてしまったのです。どうしても食べ終わった後のスープを飲み残してしまうという、イケナイ自分に気付いたわけです。飽食の象徴とも言うべく、毎食残してるのです。正直に告白します。御社が心血を注ぎ込んで造り上げた「赤いきつね」の自慢のスープを、罰当たりな私は食べ終わった後に給湯室の流しの三角コーナーに流し棄てていました。(麺を流すと女子社員に怒られるもんで三角コーナーにです。) そこで、私は考えたのです。どうして「赤いきつね」のスープを最後まで飲めないのかと。そしたらあることがわかったのです。このスープ、デラしょっぱいのです。このスープ、ギガしょっぱいのです。これを飲み干したらその場で脳卒中で倒れるんじゃないかと思うほど塩分過多なのです。もちろん好みや味覚の個人差もあることでしょう。それは承知の上で、しかしながら如何せんしょっぱいのです。それを意識してからというもの、ひとつ口に流し込むたびに耳の前の唾液腺がきゅーっと締め付けられ、眉間に鈍痛が疼くほど耐え難いものになってしまったのです。あぁ、なんと愚かなことに気付いてしまったんだろう。私は自分を責めました。一時は「赤いきつね」と決別しようかとさえ考え悩みました。しかし、あのアゲの食感と味覚は何物にも変えがたき至宝なのです。そこである友人に勇気を振り絞ってこのことを相談してみました。しょっぱくね?と訊ねたのです。するとその友人から、確かに!と力強い返事が返ってきたのです。我が同士ここに見つけたり!と飛び上がらんばかりに心で叫びました。ヒラメキというのはまさに閃光のごときものです。その一瞬、私の脳裏に見事なアイディアが開花したのです。早速試してみました。するとどうでしょう。今までスープを残していたのが嘘のように、最後の一滴たりとも残さずおいしく飲み干すことが出来たのです。その友人にも勧めました。友人も見事に飲み干したのです。私は感動しました。友人は、今まで俺たちが食ってたのはいったいなんだったんだ、と雄叫びにも似た感嘆の声をあげました。
 答えは簡単でした。粉末スープを半分しか入れないのです。単純に薄味になるのではありません。しょっぱさは程よく、ダシの香りはむしろ邪魔されずに引き立ったのです。これで暗雲立ち込める空は晴れ渡り、燦燦と日の光が注ぐかのように全ての問題が解決したのです。万歳!赤いきつね!
 そこで提案です。本当に現在の粉末スープの量が適切なのか、市場アンケートやモニター調査などで再検討した上で、粉末スープの量をお好みに応じて調節できるようなスープ袋に工夫してはいかがでしょうか。例えば現在の袋は七味と粉末スープが抱き合わせですが、子供も食べるのに七味も一緒に開封したのでは不都合もあるかもしれません。七味とスープはこの際別袋にしてもいいでしょう。ならばスープ専用袋は現行と同じような2袋一体式で、薄味好みの人は半分だけ開封して半量を入れ、濃い味好みの人は全部開封して全量入れるなど工夫が施されていれば、ちょっとした注意書きで誰もが気付くお好みスープが出来上がるのではないでしょうか。5段階ぐらいに分けたらもっと面白いかもしれません。私や友人が何年間も食べ続けても”粉末スープを全部入れない”という単純なことに気がつかなったのですから、恐らく多くの消費者が何も疑わず粉末スープを全量使い、飲み残していることは容易に想像できます。御社社員さんはあのテラしょっぱいスープを飲み干してるんでしょうか、はなはだ疑問です。ぜひご一考いただきたいと思います。
 ついでに、焼きそば三人前の麺も、もっとほぐれやすいと女房が喜びます。
以上、長々とではありましたがよろしくお願いいたします。マルちゃん大好きです。
敬具



 真剣な気持ちで出したんですけどね。少々スパイス効かせましたが、伝えたいことはきちんと伝わると思うのです。メアドも携帯番号もちゃんと書いたのに。
・・・返信きませんねぇ・・・。
 今、改めて読み返してみたのです。こういうときは相手の立場に立って考えないとだめなんですね。東洋水産(株)のお客様相談窓口の担当者(小林香織24歳、勤続6年、彼氏いない暦3年、埼玉のオートロック付アパートに一人暮らし) (仮定) になったつもりで読み返してみたのです。そして、彼女の立場に立って返信文を考えたのです。

返信:勝手にしろ!クソジジィ!!(怒) (仮定)

なるほど・・・返信こないわけだわ。。。

2007年2月1日(木)

 今日からタイヤが ネ!ア!ゲッ!ゲゲエエエエエッゲロゲロゲロ!(食事中の方、すみません)。全裸スーツ着てネアゲアゲフライデーナイッ!歌ってもいいかな?股間にキノコ付けてお空飛んでも、い、い、の、か、なッ! (食事中の方、すみません)
 昨日は私も駆け込み需要の波にライドオンしてですね。FDのバカでかいタイヤをまとめて大人買いしたわけですよ。注文メールの送信ボタン押すのに半日ためらったんだけどね。そん時思ったんですけどね、タイヤまとめ買いって、バーチャル自殺だよな
ナチュラルな流れとして女房にはナイショなんだけど、普段になく優しくなったりしてね。
「あら、なに?今日はずいぶんと優しいのね。気持ち悪い」
「そう?そんなことないよ・・・」目線そらしてね。
 自殺する人がためらいキズつけるじゃないですか。あの気持ち、少しわかった。送信ボタン左クリックの瞬間に、ポインターわざとずらすのと同じでしょ。。。集団自殺の気持ちもわかった。S2000のお客さんに、「値上げだよー。注文しなくていいのかなぁー?するなら一緒にしよーよー」みたいなメール入れたりね。。。冷たく断られて孤立感ビンビンなのもわかった。あー、そーいやー、おれ、トモダチいないよな。ははっ。
 で、ついに夕方、決行したわけですよ。満身に力こめて、エイッ!って左クリッ!
投薬自殺の気持ちもわかった。送信中のキャンセルボタン押せばまだ吐き戻して助かるって。でも僕、決心したんだもん。目に涙、いっぱいためながら。そしたら妙に息苦しくなってね。心臓が締め付けられるような。視界が狭まって、虚脱感と浮遊感に包まれて。あー、幽体離脱ってこんな感じかなーって。

さて、気持ちを入れ替えてシーズン後半戦もがんばります!!(>o<)
(まだ始まってないしー)


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2007年2月ぶん