大会名称 日付 場所 天候 クラス 結果
06JAF関東ジムカーナ
第6戦
2006年6月18日 関越スポーツランド N3 不出走

 長いことジムカーナを楽しんできたが、今回が初めての不出走である。前の晩、土曜日の22時に翌日の参加をあきらめ、開き直った気持ちでガレージをあとに帰宅した。シリーズは全10戦、有効は7戦。前回はWパイロンタッチでノーポイントだったので今回で2戦目を落とすことになる。まだだいじょうぶ。後半なんとかなる。最悪シリーズ3位に残れればいいんだ。などと自分を納得させ日曜日が終わった。ポイントリーダーから3位に転落しました。

(トラブル発生!)
 土曜日の20時、仕事を終えて荷物を積み込んだRX7でガレージから自宅に帰宅した。が、ガレージを出て1kmほど走った時点で3速加速中にクラッチが滑った。よりによって前日の夜に逝くなんて、と恨めしく思った。クラッチがそろそろ終わることは1ヶ月ぐらい前から察知していたので純正カバーとメタルディスクは買っておいたのだが、翌々日の月曜日に別件でエンジンを乗せ替える予定だったので、そのついでにクラッチも交換する算段だった。想定内のことが想定外の今日訪れた。たった2日間、もくろみが外れたのである。

(第6戦終了)
 ガレージにUターンしてどうしたものかと少し考えた。この日は朝から熱があり、午前中に病院で打ってもらった注射の効力も今はなくなりまた熱が上がってきたのがわかる。二日後のエンジン乗せ替えの理由はエンジンのフロントケーシングにクラックが入りそこからオイルが漏れてるため。メーカー保証でリビルトエンジンに交換する。他にもチャージソレノイドユニットの故障でセカンダリーブーストが正常に上がらない不具合もかかえていたのでこれも一緒に直す。発熱とオイル漏れとブースト不良、この3重苦にクラッチの滑りが加わったのだ。ムリしてクラッチだけ直して果たして結果が望めるのか。妥協してあきらめるか、部品はあるのだからあきらめないでやるか。これがお客さんの車だったら躊躇なくやるだろう。自分のこととなると妥協が入り込むスキがあるのが不思議だ。普段、あきらめるなと人にいってる癖に・・・。結局ここであきらめたら示しが付かないと思い交換作業に取り掛かかった。ところが、22時、ミッションを降ろして唖然とする。クラッチはフライホイールとセット品でそのフライホイールは純正クラッチと互換性がないのである。互換性があると勝手に思い込んでいただけだった。一瞬頭にきて何かを床にたたきつけようとして思いとどまり、どっと疲れて翌日の出走をあきらめた。私の第6戦の終了。ミッションを降ろしたままのRX7をガレージに残して帰宅しながら、落胆はしたがどこか気が楽だった。

(あきらめの実例)
 できることをすべてやってできなかったのではない。気力が途絶えてあきらめたのだ。なぜなら選択肢は他にもあった。ノーマルフライホイールを徹夜で調達し交換する。しかしその具体的手段も見当たらず、気力もなかった。他人の車を借りてWエントリーする。これも気軽に頼める人がいないし、気重に頼みたくもない。もうひとつ、MR2で出るという選択肢。ところが不思議なことにこの選択肢が当時はまったく頭に浮かばなかった。結局タイヤがなかったのですぐにどうこう出来なかったのだが、選択肢として思い浮かばなかったことがショックだ。つまりはあきらめが先にたってよく考えなかったのだと思う。この時あきらめたことが悪かったということではない。あきらめると手段に対して消極的になるだけではなく可能性にさえ盲目的になってしまうという恐ろしい実例である。


 日曜日、受付開始時間に自宅で目を覚まし、布団に入りながら主催者に電話して不出走を申し出た。午前中は滑るクラッチに復元し、午後は子供と一緒に映画を見に行った。そのとき関越スポーツランドでは木村選手が2連勝を決めてシリーズポイントリーダーになった。
タラレバさえない不参戦記は外野で右往左往しているだけのみじめなものだな。



                                 



 

参戦記