大会名称 日付 場所 天候 クラス 結果
06JAF関東ジムカーナ
第2戦
2006年4月9日 モテギ北ショートコース ドライ N3 2位

 1本目のトップにすっかりご満悦♪2本目はお客様の二木選手だけに逆転されてエグゼスポーツワンツーが実現しこれまたご満悦♪練習しまくって立つことができた初のN3表彰台を心から嬉しく思ったが、一方で全日本に思いを巡らせれば足らないことばかりが頭をよぎって焦りを感じるのです。今回は”圧勝”すべきだった。そこまで追い込んで練習してきたんだから圧勝すべきだった。私が天才じゃない証です。

(練習練習練習練習)
 2月末からモテギ北ショートコースにフリー走行日が設定された。今後は会員制にするとの話しもあるが現在は試験期間として非会員でも走れる。そのフリー走行に2月から合計4日間通い、ドライもウェットも走りこんで、満足いくベストタイムは残せたものの、問題は中途半端な再現性とあまりに無残なターンの成功率にあることがわかった。特にターンは20本やって満足いくターンが1回しかできないのである。第1戦でもみっともないターンをしでかし5位に沈んでいるし・・・。それから2週間、ほぼ毎晩、合計1,000本以上のターンの練習をした。DC2の古いタイヤを引っ張り出しSWでFDを模して練習しワイヤーが出ては交換し、また練習。古い225タイヤのストックが底を尽きたら、今度はメーカーもコンパウンドも残り溝も一切無視して255タイヤの100円タイヤを買いあさりFDでワイヤーが出るまで毎日練習また練習。前日練習はいつもどおり行かずその夜偶然遊びに来た某全日本トップドラを私のターンの練習につき合わせ練習(笑)。だから圧勝したかった、が、できなかった。単純だと笑われるかもしれないがこれが私の考え方でこの考えを曲げるつもりは一切ない。今回負けたのはセンスのなさに対してまだまだ練習が足りなかっただけのこと。
2本目、中間を0.05秒遅れで通過した直後のターンにギャラリーから歓声が沸いた。
なんとも救われる思いです。

(FD快調)
 FDはいろいろ壊れやすいという印象だったが、いまだ健在(笑)。正しい使い方の範囲で練習して壊れる分には悔いはないが、どうやら思ったより頑丈そうだ。それより練習しないで本番で悔やむほうが辛い。こんな私に酷使される車は幸せなのか、不幸なのか。査定は不幸にも下がるだろう(苦笑)。今回の練習でターン以外に”速いコーナーリング”の前後荷重(バランス)の取り方が身についた。それに伴いFDの最大の長所もよくわかった。これはコース攻略法を組み立てるのになくてはならない知識です。次に知りたいことは、2速低回転での軽自動車を思わせるトルクのなさをいかに運転の仕方でカバーするかってこと。あまりに加速しないんで、ホント、ビックリするよ。

(海賊と貴族)
 ある選手の彼女が観戦しながら言った。SA1とN2は海賊と貴族ほどの差がある、と。
もちろん選手達のキャラクターのことだと思う。(爆)
そんな海賊クラスの大酒のみのビッケ、金原選手が不調を訴えている。どうやら昔から北ショートコースが苦手のようで一本目もライバルに遅れをとっていた。昼に一緒に慣熟歩行をし、ポイントごとにラインや運転の仕方のイメージを伝えた。そしたら2本目にあっさり中間ベストをたたき出し惜しくもパイロンタッチを犯してしまったがゴールタイムもベストを抜いていた。攻略法を知ったらすぐにその通りできた。これはトップドライバーに必要不可欠な要素です。引き出しが多く日ごろから錆びないように磨いている証です。以前はワンパターンのブレーキングとワンパターンのアクセルワークだった彼が短期間で引き出しをいくつも増やし素晴らしい成長をしました。彼の練習量も半端じゃないことは良く知られている。私が教えられることはもうないかもしれません。PTの悔しさを感じさせないぐらい素晴らしい走りに喜んだ私。
それと最近なにかとお付き合いのある西野選手の走りは全日本チャンプ志賀野選手を思わせる素晴らしいものでした。優勝おめでとうございます。

(一方貴族クラスは)
箕輪選手がブッチギリの巧さを見せて優勝!一本目トップ、二本目にさらに自ら更新して文句なしの優勝。これぞまさに圧勝!かっこよすぎです。私も早くそうなりたいものです。おめでとうございます。あっ、S字のコツを教えてくれてありがとうございます。それと佐藤選手の追い上げもすさまじかった。
N4クラスも逆転の逆転でやっぱり宮嶋選手が優勝。どこまで強いんでしょうか、初老の星は。

(エグゼスポーツワンツー!)
 1本目、二木選手のタイムを私が抜かし。2本目、二木選手が私を抜き返し、以降誰にも抜かれることなく誰にも割り込まれることなくワンツーが実現した。表彰台のてっぺんでワンツーが達成できたことをマイクで語る彼を隣から見上げながら、感謝と敬意のあまり自然に頭を下げた。私が思う彼は私とは正反対で泥臭さがなく知的で理論的で見た目もすっきりしている(笑)。がむしゃらさは感じず、耐えるべきことは耐え、ポイントを抑えたこだわりをもって取り組んでいる印象。こんな凸凹FDコンビにS2000が一台混ざり、これからどのようにスパイラルアップしていくのか、ある意味実験的な楽しみがある。
FD初優勝おめでとうございます。あのタイムを出すには私はまだまだ修行不足です。

(エグゼDC2登場の巻)
 今回、もうひとつ嬉しいことがありました。元私のDC2がNT2クラスゼッケン1番で走ったこと。出走前は見ている私がめちゃくちゃドキドキしました。結果は5台中3位でしたが2本目の攻める走りは今後の期待を大きく膨らませるものでした。そんな彼は今年公式戦デビューのスーパールーキー、やる気満々の練習しまくり小僧、若干23歳です。おじさんの楽しみがまたひとつ増えましたとさ。


 来年の全日本に向けて練習だけでどうにかなるとも思っていない。しかし、どうにもならないことも練習しなければわかってこないと信じて疑わない。偏った考え方かもしれないがこれが私のスタイルだし共感してくれる全日本ドライバーも沢山いることでしょう(実際上記全日本ドラから励ましと共感のメールを頂きました)。彼らの多くは「これだけ練習しました」とはなかなか人には言わない。しかし一部の天才を除いては狂ったように練習しまくって今の巧さを手に入れた人たちばかりです。私は皆に知ってもらいたいので恥ずかしながら書きますよ。誰でも巧くなれます。



                                 



 

参戦記