参戦記
大会名称 日付 場所 天候 クラス 結果
05全日本ジムカーナ
第6戦
2005年8月7日 三井オートスポーツランド ドライ N2 2位

 勝負をかけた1本目、前半区間で痛恨のミスを犯し万事休すと思われたが後半区間で挽回し2位に!しかしトップとは1.3秒も離されたなんとも情けない2位。今年の酷暑の九州はルーキー黒岩選手の圧勝で終わった。SUGOの参戦記で「もうブッチギリで勝たなきゃ満足できない!」と書いた意味がこれでおわかりいただけたと思う。結局先を越された形になったが”彼なら納得できる”のです。

(応援の力)
 過去にも何度か書いたが、路面温度がすごく上がるこの季節、1本目の完璧なタイムは2本目になにを履こうがどう走ろうが抜かせない。だから私はWT2で1本目に勝負をかけた。このたった1本に勝負をかけた、、、にもかかわらず土曜日に間違えたショートカットの進入をまたも見失い約1秒を捨てることになる。その後のわずかな直線で一瞬戦意を喪失した。右手でハンドルを叩いたような記憶がある。しかし次のコーナーリングの後に攻めの気持ちを取り戻したのです。理由は、最後までかっこよく走りたかったから。私の走りを見るのを楽しみにしている人や応援してくれている人を唸らせたかったから。中間計測で1.8秒の遅れ、そのタイムはクラス20位。しかし後半のギャラリースタンド前に飛び込むハイスピードからのブレーキング、コーナーリング、ターンはブッチギリを決めて2位に浮上した。
応援していただいた皆様へ心より感謝いたします。
「エグゼさんのターンを見に来ました!」という声に救われました。

 昼間の慣熟歩行で1本目スタート直後に失敗して脱輪した八木選手に「失敗した後の気持ちの修正はどのようにすればいいのか?」聞かれた。「失敗してもしなくても次のカーブのことだけを考えればいい」と答えたが本当の答は前述にあるように思う。たった1コのターンでも期待して拍手をくれる人がいるかもしれない。地元スプラインの佐藤さんの2本目のターンにはそういう思いが感じられた。

(ルーキーの圧勝)
 タラレバでも抜けない。1本目も2本目も文句なしのトップ。これが圧勝。今回の黒岩選手はまさに圧勝。
黒岩選手が初めてエグゼの実習に参加したのは2003年12月(もちろん彼女同伴)。その年、県戦をわずか2戦経験し関東フェスティバルで優勝をかっさらった大型ルーキーに私も興味があった。午前中は確か2秒近く遅れていたが、教えたことが次の1本ですぐにできてしまう器用さと驚異の天性に驚いた。それが証拠にその日の夕方には佐川選手のベストタイムを抜かして帰っていったのです。でもね、今の彼は天性で上達したのではない。努力で上達したんです。関東のN2ドライバーならみんな知っています。彼の練習量はハンパじゃないのを。(2004年は10月時点で有給を完全消化)(笑)。
九州の若いN2ドライバーに「黒岩選手はなんであんなに速いのですか?」ってきかれました。私は「彼は練習めちゃくちゃしてるからね」って真理を教えてあげました。私の知る限り彼の速さはそれしかない。全員がそれ以外に方法はない。それをすれば誰でも彼と同じになれますよ♪。実際にできる人は一握りだと思うけど、なぜならそこまでやる気のある人は一握りだと思うから。
黒岩選手、初優勝おめでとう!彼女の涙がとても素敵でした。

(スターV12達成!!)
 前人未到のV12達成!山野選手、おめでとうございます。
弟とWエントリーして1本目はチームオーダーで弟が不出走。恐らくはタイヤのタレを予想してのチームオーダーのはずである。そして山野選手が1本目にきっちり決めてトップタイムをマーク。
2本目に田原選手が鬼神の走りでタイムアップするも届かず。しかしその結果を聞かずにスタートした山野選手は後半区間でライトを点灯したのです。どこで自分のトップを確信したんでしょう。そしてゴール後にコース出口で車を降りヘルメットをかぶったまま屋根に登って「うをぉぉぉぉお!」と雄叫びをあげながら両手を高々と上げたのです。沢山のカメラやスタッフが山野選手を囲みファンの女性がくしゃくしゃに泣き・・・どこまでカッコイイのでしょう。
やっぱスターだなぁ。

(練習は練習、本番は本番)
 佐川さんの2本目も素晴らしく、タイムアップを果たして3位に何とか食い込んだ。あの路面状況であのタイムは素晴らしいと思うが本人はなんで1本目にできないのかが不満でしょうがない。恐らくみんなが1本目にかけていたに違いないが、金曜日、土曜日と好タイムを出していた多くの選手がここ一番で萎縮したりやりすぎたりで失敗した。本番はなにが起きるかわからない。でも結果が残るのは本番だけ。私は最近前日練習の結果がよかったためしがないがこれもある意味意図してのこと。練習は勝負しない、タイヤがぼろくてもいい。車とタイヤと上手に会話できたコーナーのイメージだけを本番に持ち込むようにしています。そのために大事なのは上手に会話できたことが自覚できること、、、かな。(本番でコースを見失うのは論外)

 驚くなかれN2シリーズポイントで赤白がワンツーになった!!SA1も志賀野−山越がワンスリー!!
残りは鈴鹿とMINEの2戦のみに捨てポイントが絡んできて・・・って、皮算用は私はしません。
次のコースを思ったとおり走るだけ。順位は後からついてくる!!
みんなでがんばりますよぉぉぉぉぉ!!!!