参戦記
 あっという間の最終戦、今年から始まったNクラスにインテグラで7戦に参戦し5勝2敗の好成績を残すことができた。みんなが新車両規定に戸惑っている序盤にマージンを稼げたが後半戦はかなり厳しいものだったが3戦ぶりに今回勝つことができ、最高の締めくくりにすることができた。

(コースの事前告知)
今回の会場である関越スポーツランドは今年の8月に一部カートコース部分が増設され、8月17日のミドル戦で初めて公式戦で使用された。ところが開催日4日前に、この増設部分に関して本競技会で使用しないという非公式な断言が主催関係者からインターネットの掲示板で事前に漏洩してしまった。入学試験で言えば、この部分は出題しませんから覚えなくても結構ですよ、と不特定の一部受験者に言っているようなものだ。僕はたまたまこの書き込みをみて、噂や予想の域を超えていることに少々心配になり書き込みをした本人に意見と提案をした。少々ですぎたことだとは思ったが、この人には好意を持っていただけに、揚げ足を取られて後で辛い思いをするのは気の毒だと思ったためだ。早速その日の晩BCCにて主催者からメールがきて、参加者全員にコース設定に増設部分は含まれないという異例の告知をいただいた。この対応に僕は非常に感激した。開催日3日前に全員に告知し、全員から承知の確認を受け取るのは大変なことで、ともすればおざなりにされがちだが、軽視せず誠意をもって過ちを適切にフォローし、公平性を保ったのである。
クレームは当然出してはいけないが、万が一クレームを出したとき極めて誠意のある対応でその顧客が定着することはよくあることである。僕も参考にしなければ。

(前日練習での同乗走行)
今年、JAF戦の前日練習に参加したのはこれが初めてで、去年も伊那ラウンド以外前日練習には参加しなかった。最終戦だし一回ぐらい出てみようかなとも思ったし、最近調子が今ひとつ上がらないがどうしても勝ちたかったので思い切って参加した。前日練習は一日中同じコースを合計8本走ることができた。N2クラスのトップタイムはライバルの前原選手。結局彼が午前中にたたき出したタイムを誰も抜かすことができなかった。前日練習がどうあれ本番に勝てばいいわけだし前日練習から感覚を調整し当日に合わせたかったのだが、今回は都合により本番タイヤしか持っていないため本番さながらに真剣に走った。それでも前原選手のタイムには届かなかったのであきらめて素直に図々しくも彼に同乗走行をお願いした。純粋に教わりたかったのだ。そして快く?引き受けてくれて助手席に乗せてもらうことができた。僕と全く異なるドライビングスタイルは非常に参考になった。でも、今日明日で真似ができるわけもなく、本番は自分のスタイルを貫いた。彼から教わったことは次回全日本筑波までに練習したい。

(リアーの空気圧)
前日練習でリアーの空気圧を3.5Kで走った。サイドターンは楽に回れたしコーナーリングも充分に注意すればコントロールできた。一度3.0Kに下げたが、とたんサイドターンがやりにくくなった。本番当日はサイドターンが4箇所あったので、昨日の練習のまま3.5Kで走行した。1本目は不注意により外周アプローチで大きくテールをスライドさせてしまい失敗したが、2本目は何とかコントロールして後半テクニカルセクションでタイムを稼ぎ逆転できた。この方法が最良とは思わないが、悪いとも思わない。最良の方法を見つけなければと思うのだが、今はその能力もない。前日からの処置としては最良だったかもしれない。

(100分の5秒)
2本目に100分の5秒差で逆転できた。今回S1クラスで初優勝した志賀野選手も同様。ゴールの速度から計算して僅か40cm程度の差だ。区間タイムを測定したわけではないが2台の映像を並べたら、抜きつ抜かれつを繰り返していたのだろうか。
1本目のビデオを区間タイム分析して自分の遅い区間に×印をつけるとき、0.1秒の差を大きいと感じるか小さいと感じるか。おそらく15秒の区間の0.1秒の遅れに×印はつけないだろう。仮に×印をつけたところで何が悪いかわからないからだ。でも、本当はこれじゃいけないのではないかな。100分の5秒で勝った僕も、100分の5秒で負けた人も同じことを考えたに違いない。離れてしまったパイロンに少しでも近づけば100分の5秒ぐらい分けなく稼げるのである。

(警告!)
再車検に行く際に、ジャッキ、十字レンチ、車検証の持参は当たり前ですね。
今回さらに、カタログとエアーバック付きノーマルステアリングの持参を指示された。カタログの携帯はご存知の方が多いと思うが実際持っていない人もいるのではないかな。ではDC2の場合、96スペックと98スペックの両方を持っている人がどれだけいるだろうか。僕は96スペックに乗っているが、96のカタログ原本と98のカタログコピーを携帯している。なぜなら、車重は96スペックを基準にし、タイヤサイズは98スペックを基準にしているから車重とタイヤの適合性を証明するためには両方のカタログが必要になるのである。今回98スペックの選手が車重の適合性に関してカタログの提示を求められたが98スペックのカタログしか携帯していなかったため最低重量1070kgに対して軽いのではないかと指摘されていた。選手はDC2は96スペックの1060kgが最低重量だと言うが、証明する書類がないのだから仕方がない。JATMAイヤーブックの原本又はコピーの携帯も同様で、もっていない場合タイヤサイズの適合性を求められたらしどろもどろになるしかない。
その他ホイールナットに関してもアルミ製を使っている場合、改造申告書のその他の欄に書くべきと指摘された。エアーバック式純正ステアリングの提示も果たして全員ができたのだろうか。
今回失格者は誰もいなかったので、僕は主催者からのJMRCオールスターやJAFCUPに向けての愛のこもったアドバイスだと受け止めた。
尚、僕は98スペックのカタログはコピーを携帯しているが、コピーや抜粋でいいとはどこにも書いてないのでご注意願いたい。また、JATMAイヤーブックの抜粋のコピーも携帯しているが、携帯しろとはどこにも書いてない。どちらも自分の責任と判断で携帯しているのである。

1年間共に走ったライバル達へ、
大変お世話になりました。おかげさまでシリーズをとても楽しむことができました。また来年元気に再会し、また熱いバトルができることを楽しみにしています。ありがとうございます。
大会名称 日付 場所 天候 クラス 結果
JAF関東ジムカーナ
第9戦
2003年9月14日 関越スポーツランド ドライ N2 1位